2019年11月20~22日の期間,ET&IoT展がパシフィコ横浜で開催され,21日にM1吉田と前田がAPSハンズオン・ワークショップに参加してきました.
ワークショップのテーマは「IoT時代の信号処理アルゴリズム」,実際にAPS学習ボードを用いてプログラムを書き込みながら,アナログセンサの処理や実装,そしてマイクロコントローラの歴史や概要について学びました.
ワークショップ概要
- 使用機材
- STマイクロエレクトロニクス製 NUCLEO-F411RE
- アナログ・デバイセズ社製 APS学習ボード
- 開発環境
- STM32CubeMX
- 実習内容
- 12ビットADC変換プログラム作成
- 12ビット=>16ビット拡張プログラム作成
- 浮動小数点を使った補正プログラム作成
- UARTを使ったprintf出力プログラム作成
- ※計測対象は温度トランデューサを使用して室温をアナログ計測
STMボード,CubeMXのセッティングや基本的なプログラムの書き方を学ぶといった実習内容でした.また,ワークショップのメインである16ビット拡張Δ∑ADCについては,時間が限られていることもありざっくりとどのような仕組みで処理を行っているかと実装時に必要なフィルタリングについて解説していただきました.完全に理解とまではいかなかったので研究室に戻って復習が必要です.
午後からは,展示ホールの見学をしました.フロアに様々な企業がブースを展開しており,技術や商品の展示をしていました.中にはアンケートに答えると無料でマイコンがもらえるブースも!
途中からD1曽根さんと合流し,企業について説明をいただきながら見学をしました.訪れたブースの先々で曽根さんの知り合いの方がおられ,いろいろすごかったです(語彙力喪失).私も将来,技術を通じて広い人脈を持てるようになりたいと感じました.
どちらかといえば企業同士の商談の場といったイメージが強く学生の見学者は少なかったです.しかし,様々な先端技術や組み込み製品を知ることができとても楽しかったです.このような技術系イベントに次回からもどんどん参加したいと感じました.また,この日は夕方から食べ物やお酒を持ち寄って展示ブースでそのままフェスタ(交流会)が行われ,技術的内容についてもプライベートについても気兼ねなくお話ができました.
et&iot technology 2019 HP:http://www.jasa.or.jp/expo/
APRハンズオンワークショップ:https://www.aps-web.jp/workshop/analog201911/?utm_source=aps-twitter&utm_medium=20191017&utm_campaign=analog_beta